「近世の新潟」は、今から約400年前からの一般庶民が中心となって活躍した時代を扱います。さまざまな意味で現在の新潟県のいしずえが築かれた、いわゆる江戸時代のことがらを紹介します。
まず最初に、一般庶民の活躍の舞台となったこの時代の越後・佐渡の姿を巨大な国絵図(くにえず)によって示します。この舞台のもと、人々の努力によって新田開発(しんでんかいはつ)が進み、積雪などの厳しい自然条件と共生しながら独特の産業や文化が生み出されたことをイメージします。観覧者が現在自分の住んでいる地域を確認できる工夫もされています。
また、この時代に大規模に建設された城下町(じょうかまち)のしくみについても高田を例にわかりやすく紹介します。
その他、江戸時代越後・佐渡の領主の変遷、地場産業の分布、新田村(しんでんむら)の増加、流通や文化などのさまざまなことがらを調べるコーナーもあります。以上の展示から、つぎに来る「近世・近現代の産物」「近世・近現代の人物」、さらにはテーマ展示『雪とくらし』『米づくり』への導入にもなります。