縄文人は狩猟民であり、野山に生息する獣を捕ることによって貴重な動物性タンパク質を得ていました。しかし、手当たり次第に動物を捕っていたのではなく、地球に生きる同じ生き物として、上手な共生関係を築きながら暮らしていたのです。
季節は晩冬。
場所は縄文ムラから約5キロメートルほど離れた森の中。
毛皮に身を包んだ狩人たちがニホンジカを解体しています。頭と腰に矢が鋳込まれたニホンジカが横たわり、数人の狩人が、腹部に石製ナイフを当てて皮をはいでいる様子が見えます。
また、かたわらに立っている年長の男は、殺した動物に対する鎮魂(ちんこん)のために、古くからの習わしである呪文(じゅもん)を唱えています。
ニホンジカの周囲では、猟で活躍したイヌたちが、獲物欲しさに興奮しています。
※以上に掲げた展示の構成は、現時点における予定であり、今後の検討の結果修正が加えられることもあります。