裏山遺跡


所在地:上越市大字岩木字裏山


 頸城平野西縁の丘陵上にある弥生時代の高地性集落跡。
 1997年、上信越自動車道上越ジャンクション建設のため新潟県埋蔵文化財調査事業団が発掘調査を行った。
 山頂部には8基の住居跡があり、山頂部を取り囲むように斜面には濠がめぐらされている。
 遺物には北陸地方南西部のものに類似する土器が多数ある。また、約100点という多数の砥石があることは鉄製刃器の頻繁な使用を意味すると考えられている。他に磨製石斧、環状石斧、鉄製鋤先等が出土している。
 一つの弥生時代集落が全面的に調査されたのは新潟県では初めてであり、濠をめぐらせた弥生時代の高地性集落の全容がほぼ明らかになったという点で重要な遺跡である。


[参考文献]


新潟県立歴史博物館
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