新潟県立歴史博物館の展示がかわりました!
常設展「中世の新潟 戦国大名上杉謙信」
伝上杉景勝所用甲冑を展示しています!
期間:平成16年2月3日〜2月29日
平成16年2月3日より、新潟県立歴史博物館では「伝上杉景勝所用甲冑(鉄黒漆塗紺糸威異製最上胴具足)」(新潟県立歴史博物館所蔵)を展示しています。
この甲冑を収納している鎧櫃の内部には、明治34年上杉家家令の筆でこの甲冑の説明が記されています。
「綱勝公御具足
此ノ御具足ハ 景勝公戦時ノ御召替
ナリト伝ヘ来リシモ 綱勝公ノ御代ニ御新調
ナキヲ以テ考レハ 定勝公譲リ受ケラレ
綱勝公ニ進セラレタル者ナラント仮定セラル」
上杉定勝は景勝の子で、綱勝は孫です。この甲冑は上杉景勝のものと伝えられており、上杉定勝の時代以降は手をいれられていない、とされています。
また、兜の裏側には「永禄六年八月吉日 越後村松作」と刻まれています。永禄六年といえば、上杉謙信が三十四歳、景勝はまだ十一歳です。この兜は上杉謙信の時代に製作されたもの、と考えることができます。
この甲冑は上杉家伝来甲冑の典型的な特徴を多く持っています。また、卍の下に猪(摩利支天)が彫られた大型前立も注目できます。
室町時代末期甲冑として貴重な資料であるといえます。この機会に是非ご覧ください。